これまで、「夏休みの過ごし方」について、大局的な見地から下から目線で、その見識を提供してきた「グローバルエリート」。では、「一流の夏休みの過ごし方」とは、いったいどのようなものか?
マスコミに流されてテレビにかじりついたり、無計画に出掛けて何も達成せずに帰ってきたり、ご先祖やご両親への敬意を忘れて放蕩な過ごし方をしないのはもちろんのこと、一流の人ほど、以下のような過ごし方をしている。
「一流の夏休みの過ごし方」2つのポイント
【1】「自分にとっての楽しみ方」を知っている
一流の夏休みは「自分にとっての楽しみ方」を深く理解している人だけが享受できるものである。
たとえば、仕事が好きなら、みんなが休んでいるからといって休む必要はなく、思う存分、働けばいいのである。
勉強したければ勉強に打ち込むのも自由だし、混雑の中、テーマパークで苦行するのが好きなら、それを自由に過ごせばいいのである。
大切なのは、「世間一般が考える夏休みの過ごし方」というステレオタイプに流されることなく、「自分はこうしているときが楽しく休める」という「自分らしい夏休み」を自由に追求するのが「一流の夏休み」にほかならないのだ。
【2】大混雑を避け、しっかり休む
一流の人ほど、せっかくの夏休みに「混雑」に埋没したりはしない。
最も混雑している時期に、しかもテレビで特集された直後の「需要が最も伸びるとき」に、ディズニーランドやディズニーシー、USJなどにわざわざ行く必要はないのである。
恥ずかしながら、夏休みにこのすべてのテーマパークに行ったからこそ断言できるのは、炎天下の中、何時間も並んで人混みにまみれて「何が夏休みなんだ!」ということである。
大混雑の行楽地に行き、炎天下の中を並びまくるくらいなら、日頃の仕事のほうがよっぽどラクである。
せっかくの夏休みを「夏の苦行」に転落しないようにするのが、「一流の夏休み」の基本であろう。
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