
ディズニーランドでバレる「残念な人」の末路とはいったい?(写真:今井康一)
「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。
『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。
彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、早くも20万部を突破、翔泳社主催の「ビジネス書大賞 2017」の大賞を受賞し、世界6カ国で翻訳も決定するなど、世界中で注目を集めている。
本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々、および「日常生活にあらわれる一流・二流の差」を、「下から目線」で謙虚に紹介していく。
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外国人にも不思議に見える「日本のディズニーランド」
「ムーギー、ディズニー東京のキャストは、なぜこの炎天下で暑苦しい衣装を着て、ニコニコ笑っているの? これは労働者搾取、人権侵害も甚だしいわ!」
インドから来た女性の友人とディズニーランドで遊んでいた私は、「感動のサービス」を楽しみにしてきたデリー出身の留学時代の友人から、「このディズニーランドはオカシイ」という説教をコンコンと受けていた。
売っているお土産も、普通の店でも売っていそうな品物が、ミッキーマウスのマークがついているだけで値段が跳ね上がるのは納得できない、と彼女は言うのだ。
なにより、わずか数分で終わるアトラクションに乗るために、炎天下の中でも長蛇の列に並ぶ日本のお客さんのメンタリティが理解できないという。
世の中では、ディズニーランドに来ただけで、その人の「人間的なランキング」がわかるといっても、過言ではなかろう。
「頭のIQや学歴の高さ」と「ディズニーランドをしっかりと楽しめるかどうか」は関係がない。世の中には、「夢の国」に1回行っただけで、その「人間的な格付けの低さ」がモロにバレてしまう人々が存在する。
それでは、ディズニーランドに1回行っただけでバレてしまう「人格的欠陥」「人間的故障」とは、どのようなものなのだろうか? 早速、紹介していこう。
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