二流は「スピーチ」より「乾杯の音頭」が長い
「ちゃーらーらーらーらー♪ ちゃーらーらーらーらー♪♪♪(「美女と野獣」テーマ曲風)
うわ~、この嫁はん、よっぽどディズニー好きなんやなぁ~」
というわけで来日中のグローバルエリート、今日も元気に友人の結婚式に参列中である。
私ほどの一流のグローバル・エリートともなれば、来賓の席に座るのはもちろん、来賓あいさつを任されるのも当然の理(ことわり)である。
程よく冗談で場を温めたと思いきや、前日までしっかり聞き込んだ新郎新婦の出会い、プロポーズに至るまでの過程を涙半分、笑い半分で紹介する、人生の勝利者でもある私。
これに対し、世の中には結婚式に出席した途端、「永遠に残念な人」であることがバレてしまう、深い二流の闇に転落している人たちが存在する。
乾杯の音頭をとるのが役割だから10秒程度であいさつをしたらいいのに、ぐぅたらぐぅたら、大学時代の思い出を話しだして、来賓スピーチより長々と話してしまう、二流の乾杯者たち。
おまけに、結婚式なのに遅刻してくる人や、これみよがしに「来れなくなった人」の分のコース料理もパクパク食べてしまう、空腹すぎる人たち。
暗闇に転落している恥ずかしい三流のケースでは、会場前のカクテルタイムで早くも酔い潰れ、誰よりも赤面した状態で終始顔を真っ赤にしているのだから、手がつけられない。
「学歴や頭のIQ」と「立派に結婚式に参列できるかどうか」は関係ない。世の中には、結婚式に参列しただけで、その「人格的欠陥」のすべてが暴露されてしまう、二流の人々が存在する。
それでは、結婚式に出席するだけでバレてしまう「二流の結婚参列者たち」の「治療不可能な人間的故障」とはどのようなものであろうか。早速、紹介していこう。
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