コーヒー1杯で一日中居座る人たち
「ちょ、ちょー、ちょーっと待って、お兄さん! い、い、いつまでコーヒー1杯で、粘るんや~~!」
世の中には、「8.6秒バズーカー」の懐かしのネタを思わず口ずさんでしまうほど、コーヒー1杯で喫茶店に永遠に滞在し、二流に転落している人が存在する。
彼らは、1杯280円のモーニングコーヒーを頼んだだけにもかかわらず、ランチタイムになっても、ディナータイムになっても、その「朝に軽く1杯飲んで立ち去る用のコーヒー1杯」で、「喫茶店の主」として一日中、居座るのだ。
彼らは決して2杯目を頼むことがない。ましてや、180円のバターブレッドを追加注文しようなどとは夢にも思わないのだ。
おまけに、店の中でも一番居心地のいい奥のソファの席に陣取って、何の遠慮もなくコンセントにつないである店の照明を引っこ抜いて、自分の携帯を充電するのだから、私はかける言葉もない。
「頭のIQの高さ」や「学歴の高さ」と、「コーヒーをしっかりと飲めるかどうか」とは関係がない。
世の中では、その喫茶店での振る舞いっぷりで「一流と二流の差」が如実にバレてしまうものである。
それでは、1杯のコーヒーを喫茶店で飲んだだけでバレる「人としての欠陥」は何なのか。たかだかコーヒーを1杯飲んだだけでガチにバレてしまう「人格的故障」とは、いったいどのようなものなのか。 早速、紹介していこう。
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