まず、夏休みの過ごし方で「最も深い二流の闇」に転落してしまっているのが、「24時間テレビ」のランナーに大騒ぎしている人たちである。
以前にも警鐘を鳴らしていた「社会現象」
【1】「レベルの低さ」がバレる
この季節になると「誰がランナーだ?」という話題で盛り上がる人が多出するが、ぜひ目を覚ましていただきたいのは、「誰がランナーだろうと、どうでもいい!!」ということである。
昔の24時間テレビは、もっと「世界規模の貧困、飢餓や病気」など、いろいろグローバルなテーマを報道していて「愛は地球を救う」というキャッチフレーズに合致していた。
しかし、いまや「マラソンは一発芸人を救う」と言ったほうがいいのではないかと思えるほど、「1年に1度、芸人さんを走らせては歌を歌うイベント」に転落してしまっていると思うのは私だけだろうか。
私は今から4年前、「24時間テレビの”偽善商法”にモノ申す」という記事で、現代社会の退廃に警鐘を鳴らしたが、まだまだ鳴らし足りなかったようである。
私の記事のコメント欄をいつも炎上させている「怒りん坊」の皆さんが、「せっかくの夏休みに、こんな番組まっぴらだ!」と大きな抗議の声を上げない状況は、私の記事以上に危機的な状況にコロコロ転落しているといえるだろう。
【2】「計画性のなさ」がバレる
次に夏休みの過ごし方でバレるのが、その人の計画性のなさである。
これは私の最近の実話だが、「ディズニーランドでバレる『残念な人』の末路」と「ディズニーシーでバレる!残念な人の3欠点」を書いた手前、感動のフィナーレとして「USJでもバレる!」を書こうと思い、USJまで突撃取材に行ってきた。
しかし、あまりにも混んでいて、なんと乗り物ひとつ乗ることもできず、おずおずと帰ってきたのだ。
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