社労士試験では育児介護休業法に注意
あなたにも出来る!社労士合格体験記(第72回)

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2008年1月、中野区国際交流協会が実施する「日本語ボランティア実践講座」を受講することになりました。前年までに行政書士試験は4回、社労士試験も3回受験し、年が明けたら少し違ったことにもチャレンジしてみたいと思っていたときに、たまたま中野区報の中に募集記事を発見。授業は1~3月の3カ月間、毎週火曜日の6時半からという記事に、当時、火曜日が休みだった私にぴったりだと勇んで応募しました。

1月8日(火)、会場の中野区立商工会館の教室に行ってみると、受講生で満席状態でした。講座が始まり、中野区国際交流協会は1989年に設立され、講座自体もこの年で19年目を迎える歴史あるクラスだということがわかりました。われわれ19期生は総勢36人。20代の若者から60代までの幅広い年齢の受講生にも驚きましたが、主催者側からはこれまでは圧倒的に女性が多く、男性が10人いることが画期的だと喜ばれました。

名物講師に魅了されて

このクラスの魅力は、何と言っても講師の中山眞理子先生の厳しくも温かい指導姿勢です。われわれ受講生はその信念と熱意にまず圧倒され、毎週グループでの発表を通して、自分たちもその中にのめり込んでいくことになります。

中山先生はブルガリアで日本語講師としてスタートし、アメリカと日本の大学で教鞭をとられました。その傍ら日本語ボランティア教育に力を注ぎ、2011年度には社会貢献支援財団から社会貢献者表彰を受けています。

彼女の開発した中野方式(中山方式)は、ボランティアと学習者が対等な市民として付き合い、言語は日本語のみで教えるのが特徴です。留学生のようなエリートが対象ではなく、地域で生活する外国人(特に子供たち)が、日本で生活していくために必要な日本語を習得する。そして外国人の学習者にとっては日本人との同朋意識が芽生え、ボランティアにとっては世界各地の人々との出会いの場になるという相乗効果が生まれていきます。

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