社労士試験では育児介護休業法に注意
あなたにも出来る!社労士合格体験記(第72回)
グループ発表も刺激に
グループは3人で構成され、私は10班に所属。会社役員の井上さんと公務員の今永さんが同じ班になりました。発表準備のためメールでやりとりしながら、毎週与えられた課題を3人で考えていきますが、井上さんが積極的にリードしてくれるのでとてもスムーズでした。
彼はすばらしいアイデア・マンで、生き生きとした発表になるように登場人物のお面やイラスト入りの短冊などグッズを用意してくれるので、雰囲気が盛り上がります。今永さんは板書の方法を提案し、不器用でグッズ製作は苦手な私も、どういうストーリーにすればわかりやすいかを脳みそを絞って考えながら、発表のシナリオ創りに燃えました。
各班の皆さんも一生懸命発表するのですが、発表後の中山先生の辛口のコメントがとても印象的でした。われわれも毎週のように先生の叱咤激励を受けましたが、内容はともかく、私の声のトーンと話の速度はわかりやすいと褒めていただきました。この発表の経験が、数年後、LEC講師になるときに役立つのですから世の中は不思議なものです。
育メンも増加!?
ところで、日本語ボランティアの受講生に男性が増えたことが画期的だったと書きましたが、統計調査では育メンの数も徐々に増えているようです。平成23年度雇用均等基本調査で、男性の育児休業取得者の割合が2.63%となり、前回調査(平成22年度)の1.38%を大幅に上回りました。
平成8年度にはわずか0.12%、平成17年度も0.50%だったことを考えると、こちらも画期的といえるかもしれません。とはいっても、まだ2%台です。20%ではありませんのでご注意ください。
ちなみに、女性の育児休業取得率は87.8%となり、前回調査の83.7%を上回りました。こちらも平成8年度にはわずか49.1%、平成17年度には72.3%でした(なお、平成25年7月4日に発表された平成24年度雇用均等基本調査では男性が1.89%、女性が83.6%といずれも低下しました)。
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