「尊敬できない上司」にありがちな10の悪習

自分が将来なりたい「お手本」を見つけよう

ダメ出しばかりでは上司として尊敬されません(写真:wavebreakmedia / PIXTA)
一生を通して、私たちはたくさんの人と出会い、その影響を受けます。家族から友人、恋人、同僚、上司、さらには手の届かないアイドルまで。両親を除いて、あらゆる人との出会いは自分で選べます。最近は、スマホやSNSの普及に伴って誰かと「つながる」こともますます容易になってきました。「友達」になるのも、ボタン1つでできます。
「友達の友達……を介していけば、6ステップで世界中の人々と間接的に知り合いになれる」という話も以前から言われてきましたが、フェイスブックが広まった今、たとえば米国国内に限れば「3ステップで全員がつながることができる」ともいわれています。
日々知り合う相手がそれほど劇的に増えている中、私たちはどうやって「自分にとって本当に大切なつながり」を見つけ、選び、育んでいけばいいのでしょうか。
PRのスペシャリストとして米国副大統領のコンサルタントを務め、「人付き合い」のエキスパートとして人間関係の重要性を説いてきたリー・ウェイウェン氏は、著書『成功する人はなぜ、「この7人」を大事にするのか?』の中で、現代のビジネスマンが「人を見る目」を養うことの重要性を強調します。

「学んだ相手」が自分の将来の姿になる

米国へ行ったばかりのころ、最初に自分に投げかけた問いは「誰から学ぶべきか?」というものでした。中国の長江実業にいたころは、創業者であり「アジア一の大富豪」と呼ばれたリー・カシンのような実業家を志していました。しかし、次第に自分には実業家よりも企画や宣伝などの仕事が向いていると考えるようになり、転職を決意したのです。

「誰から学ぶか」は仕事をするうえで非常に重要な問題です。いい手本が見つかれば、成長するのにかかる時間もコストも大幅に節約できるからです。節約できれば、その分自分の職業生命を長く、効率的なものにできます。

だから私は渡米してすぐに、自分の事業を成し遂げるための目標を立てました。それは「マーケティングのプロの下で新しい知識を手に入れる」というものです。その後、大統領選の選挙運動のコンサルタントチームに加わった際、ニューマンという最適な人物と出会い、さまざまなものの考え方を学ぶことができたのです。彼から教わったことは、今も自分の仕事において大事な指針になっています。「今、この瞬間の1歩1歩を着実に歩むことが大事だ。過去や未来は考えなくていい。今日をしっかり生きていれば、自然と過去と未来は誇れるものになる」と。

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