「忘年会幹事」を若手に丸投げしてはいけない 先輩の「教育不行届き」が相手にモロバレです

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忘年会の最後を演出するのは、帰りがけに手渡す「手みやげ」。多少おカネがかかったとしても、準備しておくに越したことはありません。ご馳走になったその後、心に残るものを手渡されると、取引先の満足度がさらに高まるからです。

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これも、「なんでもいいからこの予算で買ってきて」と若手に買いにいかせるのはダメ。

私も、以前うっかり会社に入ったばかりの若い男性に手みやげを頼んだところ、会社のすぐ近くのデパートの、しかも一番入り口に近いお店で「お徳用」のお菓子を買って来たことがあり、驚いた経験があります。

思わず「手みやげは、されど手みやげなんだから、何でもいいわけではないのよ」と言ってしまったものの、これは何も指示しないで買いに行かせた私の落ち度だったと反省しました。

手みやげ選びの5つのポイント

実際にお店に買いに行くのを任せることはできても、買うものはある程度こちらで候補を出しておくのが無難です。なぜならば、選び方にはポイントがあるからです。

① 年を重ねた方が多い会では、老舗のお菓子が喜ばれる
② 一人暮らしの人が多い会で、生菓子の詰め合わせは避ける
③ 家が遠方の人もいるので、持ち帰り時のことを考えて、重いものは避ける
④ 年代などがバラバラの大人数の会の場合は、ある程度日持ちするクッキーや焼き菓子など、コンパクトでセンスがいいものを選ぶ
⑤ 同じ値段なら、自分で買うにはもったいなくて買いにくいものを選ぶ

 

すなわち、手みやげは相手の年齢、性別、家族構成までを考慮して選ぶことが重要なのです。これも回を重ねることによって、どういうものがよいかわかってきます。経験によって熟練していくのです。

忘年会における先輩社員の役割は、会の一連の仕切りをこちらが実際にやって、若手に見せていくことです。それを若手が身につけて、やっとすべてを任せることが出来ます。

忘年会は、年に一回の集大成。せっかくの感謝の気持ちを、きちんと相手に伝えたいですよね。安易に若手に任せず、むしろ先輩の「本物のホスピタリティ」を見せてあげる、そんな場にしたいものです。

平原 由紀子 WITH YU代表取締役

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ひらはら ゆきこ

関西学院大学卒業後、一般事務としてOLを経験。その後、老舗広告代理店に16年間勤務した後、2003年、業界最大手の電通と共同出資し、国内外有名ブランドをクライアントとした 広告代理店「株式会社ザ・ゴール」を設立。クライアントとコミュニケーションパートナーとして強固な信頼関係を築き、業界を代表する会社へと導く。2013年、創立10周年を機に退職。現在は、「株式会社WITH YU」を設立し、 ファッション業界を主とした企業のコンサルティングとアドバイスを行う。「手みやげコンシェルジュ」としても活動。著書に『できる人の会食術 仕事ごはん 部下ごはん』(CCC メディアハウス)。

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