忘年会&新年会続きでも「太らない人」の習慣 勝負は「飲み食いする前」に決している

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少しでも太らないための知識を頭に入れておきましょう(写真:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)

今年もあと半月あまり。忘年会シーズンはいよいよ佳境に入り、月末は納会、年が明ければ新年会と、飲むシチュエーションには事欠きません。

楽しい雰囲気に、ついついハメを外して連日、食べすぎ、飲みすぎてしまうことが多いこの季節。「仕事関係の飲み会だから、なかなか断れない」という場合もあるでしょう。そんなこんなで、昼間は頭がボーッとして、体はなんだかダルく、いつしか、おなかはぽっこり……という人も多いのではないでしょうか。

もちろん、年末年始だからといって、仕事は1秒たりとも待ってはくれません。むしろ休み前で仕事に追われていて、いつも以上に頭をフル回転させなければならない人も多いでしょう。

そんな飲み会シーズンの頭と体のコンディションは、「食べ方」ひとつで大きく変わります。ここでは、忘年会ラッシュのこの時期だからこそ押さえておきたい「ビジネスパーソンの食事術」を解説します。

「当日の昼」からすでに違う

飲み会は、「当日の昼」からすでに始まっています。みなさんにおすすめしたいのが、2つの簡単な事前準備です。

・準備その1 ランチは意識的に控えめにして、魚を食べる

居酒屋の一般的なコース料理(お通し・刺身・サラダ・唐揚げ・鍋・雑炊セット・デザート)の場合、摂取エネルギーは1人前で約1000キロカロリーにもなります。成人男性に必要な1日の摂取エネルギーは、年齢によっても差がありますが、だいたい2200キロカロリーといわれていますので、料理のみで実に1日の45%ほどを取ってしまう計算です。また、飲み物だけだとなんだか口寂しくなり、おなかはいっぱいなのに食べてしまうこともあったりして、どうしてもカロリーオーバーになりがちです。

もちろん、飲み会中でも節制できれば理想なのですが、それよりも、多少は食べすぎてしまうことも最初から計算に入れて、飲み会前の昼食を控えめにしておくのが現実的。摂取エネルギーは「一食ごと」ではなく「トータル」で抑えるようにすれば、それでいいのです。

飲み会当日のランチにおすすめのメニューは、「焼魚定食」や「煮魚定食」などの魚を使った和定食。魚に豊富な良質の「タンパク質」は、肝機能を高めたり、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進したりする働きがあります。

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