死にたくないなら、最低限「温かい食事」を 「養生」には手作り味噌も有機野菜もいらない

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 「食べること」は身体と心の健康を保つ基本。しかしわかってはいても忙しさや経済的な事情のために、貧しい食生活から抜け出せない人も多い。
 鍼灸師・若林理砂さんが2014年末からtwitter上で募集したハッシュタグ「#養生サバイバル」に寄せられた情報をもとに、「おカネがなくても、長時間労働でも、とにかく人間の尊厳を損なわない食事を食べることで人生をサバイバルしていくための知恵」を若林先生が解説します!(若林理砂のメールマガジン「鍼灸師が教える一人でできる養生法」より)
簡単な食事でさえ食べる時間がない、食べるのが面倒というビジネスパーソンが、実はたくさんいるようです(写真:dorry / Imasia)

年末にかけて、Twitter上でなんとなく始めた「#養生サバイバル」というハッシュタグ。これがなんだか予想外に大展開し、「養生」レベルの食生活がハードルが高すぎて、そこに手が届かない人たちのためのサバイバル術集大成みたいなことになりました。

養生サバイバルの定義は、「おカネがなくても、長時間労働でも、とにかく人間の尊厳を損なわない食事を食べて、そこからステップを踏んで、季節の養生に至るまで人生をサバイバルしていくための知恵」です。とりあえず、すべての情報はこちらにまとめられています。ものすごい量あるわよ。

Step1:死にたくなったら温かいものを食え

当記事はプレタポルテ(運営:夜間飛行)の提供記事です

養生サバイバルは、Step1・Step2・Step3の3段階に分けています。中でもStep1がいちばん大変。包丁・鍋使用なし。ハサミあり。お湯がある・電子レンジがあるがギリ。それすらないことも想定。野菜を買うと必ず余って腐る。冷凍庫は小さくて保存のためのもので冷凍は不能、備え付けコンロは電熱、一個口……。という状態を想定しましょう。予算は1日500円。

この範囲内でどうやってバランスよく食べるか。かなり大変な状態でしょ? でも、こういう状態の人がかなりの数いるんだな……というのが、今回よくわかりました。

食べることは命そのもの。なので、気力体力共になくて食べることが面倒になったり、諦めてしまったりするとさらに生命力が落ちて、どんどん体調が悪化し、メンタルもボロボロになっていくんだけど、この「ボロボロ」状態が「食べていない」ことが原因で起きていることに気づかないヒトが多いんだよね。

体調不良のときって、気持ちも落ち込みがちになるでしょ? 風邪ひいたとか、腹痛があるとか。そういうのと同じで、ボディのエネルギーが低下したら、心のエネルギーも低下して弱ってしまって、様々な刺激や外界の変化に対応できなくなっちゃうのよ。メンタルの状態が悪化すると体調不良につながるコトは理解できている方が多いようなのだけど、体の状態が心に与える影響に関しては、かなり軽んぜられているようです。

カラダは魂の乗り物よ。状態が悪かったら乗り心地悪いから、魂の機嫌悪くなるに決まってんじゃない。

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