死にたくないなら、最低限「温かい食事」を 「養生」には手作り味噌も有機野菜もいらない
Step1の人たちの特徴として、「温かいものを食べていない」ってことがあるみたい。ともかくお湯だけ沸かせるようにしておくのが大切なようです。ヤカン持ち出すのもめんどくさい状態に陥るようで……。温かいものを口にするだけで全然違うからね。頭の片隅に置いておこう。死にたい気分になったら温かいもの! 飲みものでも何でもいいから!
Step1の人たちのために、最小限の養生サバイバルを折本(リンク先:アシル治療院HP)にしました。いちばん最後のページが空いているので、身の回りで「このヒトたぶんStep1だわ……」と思う方に、メッセージなり「これは!」と思う養生サバイバル術を書きこんで差し上げてください。とにかく食べることへのハードルを下げるための知恵です。
Step2:とにかくご飯炊こうぜ
で。Step1でどうにか食べることが出来るようになって、そこからステップアップしていく先がStep2です。
Step2は、Step1よりはだいぶマシな状況。それでもハードな境遇だけどもね……包丁・まな板・鍋・キッチンハサミあり。お湯沸かせる・電子レンジがある。一人暮らし用冷凍冷蔵庫はある。コンロは二口、しかしグリルはない。炊飯器はオプション扱い。ミキサーはない。予算は1日500~700円 。帰宅は22~23時になることも。
この段階になってようやく「自炊」「節約レシピ」「朝ごはん」なんかの、健康的な食生活とはなんぞや? というところに目が向けられるようになってきます。そしてここに至って、「コメを炊ける、炊く気になる」という状態になります。お米って主食としてはいちばん安いんだよね、コストが。それでも米研ぎはめんどくさいようなので、無洗米で行きましょう……という話に。いいんだよ、そういうところは手抜きして。
んで、炊飯器以外で何か簡単にご飯炊けないのかな? という実験で、ジップロックコンテナ大を使って炊飯する方法を編み出しました。わざわざ電子レンジ炊飯用の器具を買う必要はないってこと。
無洗米をコンテナに書いてある1cupのラインまで入れて浸水30分。一度水を捨て、コンテナの2cupのラインまで水を入れて、電子レンジ200w20分で炊きあがりです。蓋は軽く載せるだけで完全には閉めないこと。200wの電子レンジ加熱というのは、「解凍」の設定と同じです。
ご飯を炊けるなら、だいぶ養生が出来る状態に近くなってきます。また、カット野菜を取り入れたり、冷凍野菜を取り入れたり。ほかには包丁使うのめんどくさかったら手でキャベツをちぎれ! ブロッコリーは生でも食えるぞ! などなど、すごい知恵がポンポン出てきました。たぶんStep2にならないと「野菜を食べる」ってコトに意識が向かないんだよなあ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら