会食で自分の上司を「放置」してはいけない

上司は会話に入れず不安を募らせているかも

相手をもてなすことばかり考えて、自分の上司をほったらかしにしていませんか (写真:CHIRO / PIXTA)

取引先との会食の機会が増える年末年始。いつもの担当者同士だけではなく、お互いの上司や部下も招いての「感謝の会」になることも多いでしょう。

そんなとき、取引先に気が向くあまり、ついついないがしろにされてしまいがちなのが、こうした特別な会のみに同席する「自分の上司」です。

上司は1人不安を募らせている

会食をセッティングする立場のあなたは、取引先に満足してもらえる会になるかどうかを心配し、いい会場や料理を選ぶことで頭がいっぱい。しかし、あなたの上司は、あなた以上に不安を募らせているかも知れません。

この連載の記事はこちら

なぜならば、いつもその取引先とやりとりしているのが現場担当者だけの場合、上司は相手とほとんど面識がない場合もあるからです。新規開拓した取引先の場合など、下手したら初対面のケースもあるかもしれません。そんな相手の前で、いつものように「わがもの顔」で振る舞うわけにはいきません。

ところが、部下は、そんな上司の気持ちなど知るよしもなく、当日の場所と時間とメンバーを淡々と伝えるだけ。取引先との今までのやりとりの経緯や、現在の取引の状況、その課題点、そして当日のメンバーの性格や趣味などが何もわからない状況で、上司の不安は、一層募っていくばかりです。

上司の方から部下に、取引先の状況や参加者の情報を事細かに聞くことができればよいのですが、実際なかなかそうもいきません。上司というのは、とかく部下の前では「どんと構えていたい」と思うもの。細かいことまで根掘り葉掘り聞くことで、心配していることを悟られたくはないのです。

次ページ「1人だけ話題に入れない…」
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 越湖信一のスーパーカー列伝
  • トクを積む習慣
  • コロナ後を生き抜く
  • 精神医療を問う
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の株入門<br>『会社四季報』公式!銘柄ガイド

コロナ禍で株価が激動、将来不安や在宅勤務で「株デビュー」する人が増えています。チャートの読み方、お得な優待銘柄、ネット証券の選び方など株式投資の入門情報を満載。四季報最新号のランキングによる銘柄選びも。

東洋経済education×ICT