食事中に話が「盛り上がらない」ときの脱出法

会食参加者が話をしやすい雰囲気はこう作る

会食では参加者が疎外感を持たないよう、会話を誘導する気配りが必要だ

会食までこぎつけても、食事中の会話が苦手、という人は多いですよね。その会が盛り上がるか盛り上がらないかは、その日の会話次第です。大事な取引先との会食は、お誘いしたこちら側がうまく会話の流れを誘導していくことが大事です。

先日招かれた会のことでした。あるプレスランチに呼んでいただきました。ある男性デザイナーを囲む会で、招かれたのは私を含む4名の小さな会でした。先方はデザイナーにPRの方、の計6名です。

美味しいイタリアン料理をいただきながら、参加者は女性ばかりのランチだったので、会話も弾みそうな感じでした。ところが――。何かを話しては沈黙し、誰かが話題を探してまた話す、ということの繰り返しだったのです。2時間ほどのその会は、実際よりも長く感じられ、会話も盛り上がらずに終わってしまいました。

最初の紹介が大事なポイントだった

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招かれた面々はなんとなく会ったことがあるメンバーでした。それなのに、なぜこんなにも会話が弾まなかったのか?

それは最初に、デザイナーに私たち4人のことが紹介されなかったというのが、大きな要因でした。私たちが席についてすぐその方が来られたので、ご挨拶のタイミングを逸してしまったのです。私たちに対してデザイナーの紹介はありましたが、PRの人から私たちの紹介がないまま、そのまま会が始まってしまいました。

そうすると私たちからデザイナーに対して質問はするけれど、逆はない、そもそも彼は私たちが誰だかおそらくわからない、聞くに聞けない、ということになってしまい、話もふりようがないのです。

主催者を差し置いて、こちらから自分のことを話すのもはばかられました。それはほかの人も同様で、上辺の会話を繰り返すだけとなってしまったのです。

次ページ会が始まる前、会が始まったら…
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