飲み会で株を下げる人の「残念な気遣い」 2つのコツで「できる人」を演出できる
「注文した物が来ない」とならないために
大事な取引先と飲み会。急にお店が混み出して、頼んだ料理がなかなか来ない。相手も自分もちょっとイライラしてきて、話も上の空になってしまう……。そんな状況になること、ありますよね。
そういう事態に陥る前に、まず予防線を張っておくことをおすすめします。具体的には、2つのワザを使うと効果的です。覚えやすくするために、名付けてみました。
まずはひとつ目のワザである“スキなし・ゆったりキャラづくり”についてです。接待、飲み会、オンオフいずれにしても、約束の相手に会うなり、あいさつから近況報告に流れ、とめどもなくしゃべってしまった。はたまた初対面の人と名刺交換をして、自己紹介や共通する人脈などをたどっていたら、立ち話で10分以上も経ってしまっていた、ということはけっこうありますよね。
話がひと段落して、「あれっ? 乾杯の飲み物も頼んでいなかった……」とやおら気づき、お店のスタッフに「あの〜ドリンクメニューください」というのは、間延びしすぎですよね。ひとしきりしゃべってしまったので、いきなりネタも尽き、目も泳いでしまっていたり。
あいさつからの会話のスタートは皆、なるべくつまづかないように、沈黙にならないようにと気合いを入れているものです。それが裏目に出ると、相手に集中しすぎてしまう。その様子を、お店のスタッフたちは、はたで見ていて、こう思う。
「よくあるパターンだな → しゃべっているのでペースに入っていけない → いちいち待ってられないから、呼ばれたら、行くことにしよう」
これが店員がなかなか来ないという事態の始まりとなるのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら