素人丸出し!ワインの席で実は「余計」な行動 「大人のマナー」は、どれも理にかなっている
ワインを飲むとき、店員さんから「値踏みされている」と感じる人は少なくないようです。今のは素人っぽい頼み方だったかな? 飲み慣れていないように思われたかも……。その気持ち、よくわかります。私も高級ブティックに行くと、同じように不安になりますから。
もちろん店員さんたちは決してそんなイジワルな目でお客様を見ていませんが、お酒を楽しむにはそれにふさわしい「ちょっとしたマナー」があるのも事実。どうせならここで、さりげなくて正しい、大人の振るまいをさくっとマスターしてしまいましょう。
「マフィア持ちおじさん」に「ぐるぐるおじさん」…
まずグラスの持ち方です。グラスは、足の真ん中を持つのがマナーです。さらに優雅に見せたいなら、下のほうがベスト。ときどきマフィアのボス然としてグラスの足を指で挟み、手のひらで包み込むように持つ方がいらっしゃいますが、あれはブランデーの持ち方。温度を上げることで、より香りを立たせているのです。
でも、ワインをお店で飲む場合、すでにおいしく飲めるちょうどいい温度で提供されているはずです。ブランデー風の持ち方は温度を過度に上げてしまい、おいしさを損ねてしまう可能性があります。ただし、頼んだ赤ワインの温度が低すぎて香りが立っていないときなど、あえて温度を高めたいときは手のひらで包み込んでも構いません。
また、みなさんの周りには「マフィア持ちおじさん」とは別に、やたらワイングラスを回し続ける「ぐるぐるおじさん」はいませんか? 遠心力でいまにもグラスから飛び出しそうなワインを見ていると、ハラハラしてしまいますよね。
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