ニッチな強みを生かせない会社が多すぎる

本当の強みに気付けない残念な人たち

みなさんの会社にはニッチトップな事業分野はありますか?(写真 :polkadot / PIXTA)

GNT100とは?

この連載の記事一覧はこちら

みなさんはGNT100という言葉をご存じですか? AKBのようなタレント集団の総称ではありません。グローバルニッチトップな会社として選ばれた100社……の略で「世界市場の10%以上のシェアを確保している会社」で収益性や戦略性、占有力などの観点から経済産業省が表彰して支援するために選定した名称のことです。

加速する産業構造の変化や、求められるニーズの変化に迅速に対応するため、大企業や主要業界団体だけでなく「ニッチ分野」において高い世界シェアを有し、優れた経営を行っている会社(特に中小会社)との関係を強化していくことが日本経済全体にとって重要との意図からスタートした取り組みです。さらにGNTの会社を輸出の担い手として育成することも目的のひとつのようです。

日本には大変すばらしい技術力や現場力がある、内需向けのモノづくり会社がたくさんあります。ところが、国内市場の縮小傾向もあり成長が鈍化する状況になりつつあります。しかし、グローバル市場に出ようにも、

「マーケティングやブランドの確立など課題は山積みで難しい」

とグローバル化をあきらめてしまった会社は少なくありません。そのような会社がグローバルニッチトップ会社を知ることで「自分たちもやってみよう」と思うことを目指して選定が行われています。

次ページニッチトップな事業分野はありますか?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 家族の法廷から
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 今さら聞けない競馬のキホン
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。