出世に大差!上司を攻略する「4つの視点」

上司と自分の「タイプの違い」で考える

今回は、「上司との付き合い方」についてです(写真 :Ushico / PIXTA)
ひと昔前なら同期の半分から3分の1といった一定数の人が通る道だった「課長」、それが今ではエリートキャリアとなりつつあります。なぜなら、各企業で従業員の高齢化が進んでポストが埋まり、その下の世代が上がることができなくなっているから。それにはさまざまな要因が挙げられますが、島耕作が会長となった今、8割の社員は課長にすらなれないというのが現状です。
しかし、無事に課長職にたどり着いたからといってほっとしてはいられません。ここからが出世のための本番なのです。黙々と努力をしていれば自動的に出世や昇給できた頃と違い、役職がつかなければ昇給がないどころか下がり続ける一方という仕組みになりつつある現代。正しい戦略を持って出世をつかみ取ることが必要です。ここから役員になれるか、ここで終わるのかは、あなたが課長になってからの働き方で決まるのです。

会社のマネジメントスタイルは大きく3つ

課長としての心構えや、部下にどのように接するか、指示を出すかといった課長の役割についてや、リーダーシップ論は多くありますし、拙書『課長1年目の教科書』(かんき出版)でもページを割いています。今回は、「上司との付き合い方」についてお話ししましょう。

まず、日本にある会社の人事マネジメントを大きく分類すると、3つのタイプに分けることができます。私はそれぞれ、「ロイヤリティ型」、「環境適応型」、「自立型」と呼んでいます。どれがいい悪いということはありませんが、各企業の人事マネジメントのスタイルによって「出世のルール」には違いがあります。

① 「ロイヤリティ型」

古きよき時代に日本企業のスタンダードだったスタイル。経営層と従業員とが一体となり、スキルがあるかどうかよりも社風に合っていることを基準に、会社の“仲間”になれる人を採用する。

この会社の上司たちが嫌うのは、「驚かされる」ことです。直属の上司である部長は、自分が知らないうちに物事が進むことを嫌います。このスタイルの会社での上司の攻略法は隠し事をしないこと。そして、上司のやり方に合わせて確実に情報を上げていくことです。

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