「大企業を辞めたい」と見切る前にできること

富士ゼロックス社員に学ぶ、閉塞感の打開法

大企業ならではの閉塞感の打ち破り方と、会社の楽しみ方のヒントを彼らから教えてもらおう
東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である!
新しい期が始まった。昇進・昇格、異動、転勤などのシーズンでもある。新入社員が入ってくる。出世した人も、同僚や知人のそれを祝った人も少なくないだろう。
しかし、だ。花粉症の後は、5月病が始まる。これは新人に限らない。20代後半から30代の会社員も自分の壁や企業内に漂う閉塞感に悩まされる。
そこにどう立ち向かうか?そのヒントを富士ゼロックスのエース社員たちに聞いてきた。昔も今も営業力の強い優良企業として知られる富士ゼロックスには「秘密結社わるだ組」という有志の集まりがある。社内外の人たちとつながり、業務に関係することもしないことも含めて交流しつつ考える集まりで、社内を活性化している。
いかにもエース社員が多そうなこの主要メンバーたちも会社や仕事に関して悩みを抱えていた。大企業の閉塞感の打ち破り方、会社の楽しみ方のヒントを彼らから教えてもらった。

大企業の閉塞感をどう打ち破るか?

この連載の過去記事はこちら

常見陽平(以下、常見):富士ゼロックスというと、小林陽太郎さんの経営哲学や、「モーレツからビューティフルへ」というキャッチコピーが伝説になっていたりして、自由闊達で元気な会社の印象があります。そんな会社でも、何かこう居心地の悪さを感じたことはあったのですか?

大川陽介(以下、大川)ずっとありました。例に漏れず、3~4年目に会社を辞めようと思う時期がありました。仕事を覚えて、会社の中が見え始めると、「なんかこれ違うよな」「俺がやりたかったのはこれじゃない」というようなモヤモヤ感がありました。

常見:20代のときに会社を辞めたいと思ったのは、年齢、社会人経験からくる「中二病」的なものなのか、その当時の富士ゼロックスに閉塞感があったのか、どちらですか?

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