「不の解消」か「快の追求」か
常見陽平(以下、常見):皆さん、こんにちは。昨年9月に、『はじめての社内起業』著者の石川明さんと一緒に、ここ下北沢B&Bでイベントを行ったイベントの第2弾「アイデアのつくり方、企画の通し方、事業の立ち上げ方、公開会議 ~2016年、何かを始めたいアナタのための新年会~」をお届けします。今回はゲストに、あのベストセラー玩具「∞プチプチ」の開発者である高橋晋平さんをお招きしております。
高橋晋平(以下、高橋):はじめまして。高橋晋平と申します。よろしくお願いいたします。僕はおもちゃの開発者です。前職はバンダイだったんですけど、今もそういったおもちゃ開発に携わっていて、面白くてハマってしまう、ついついやりたくなる、人にあげたくなる、そういうものを考え、つくっています。石川さんは、社会をすばらしくする事業に関わっていて。そんな人を前にちょっと恥ずかしいんですけど、僕は人を笑わせるジョーク商品ばかりをつくってきたんです。
一同:笑
高橋:笑わせることを真剣に考えてきました。「∞プチプチ」はどれだけプチプチしてもなくならないプチプチを思いついて、つくったものです。あと、どんなにつまんでも再生する「∞エダマメ」もつくりました。何をしたら笑うのか、何をしたら不必要なものをつい買ってしまうのかを考えてきました。
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