東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である。
『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』に関連して、サブカルマウンティング問題について無駄に熱く語り合う40男の座談会。後編をお届けしよう。
前編に対しては「見ないくせに語るんじゃねえ」というご批判の声を多数頂いた。気持ちはわかるがよく読んで欲しい。そもそも、みんなが騒ぐから敷居が高くて、うざくてコンテンツから距離を置いてしまう問題についてわれわれは語っているのである。
今回も中年たちの叫びを受け止めてくれ!
行列に並ぶ人間とそれを煽るメディアの滑稽さ
中川淳一郎(以下、中川):前回(「スター・ウォーズ」にイラッとする人の目線)で、スター・ウォーズ(以下、SW)を「一生観ない宣言」をしたけど、別にオレも赤木(智弘)さんもSWが嫌いなわけじゃなくて、過度に持ち上げるメディアとファンをよく思っていないんだよ。
おおたとしまさ(以下、おおた):観ない側からしたら、SWは過大評価されていると思う?
中川:ワイドショーやネットを見て、そう思った。最新作の公開日には、SWキャラクターのコスプレをして列を作るファンが何度も取り上げられたよね。でも、オレらの周りにはそこまで熱狂的なファンはほとんどいない。一部の熱狂的なファンをわざわざ取材に行き、大々的に横並びで取り上げるメディアに違和感があるんだよな。並ぶ人自身は大ファンなんだからそれは自由にやればいいけどさ
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