【就職ランキング2.0】「今」より「未来」を見るために"1人当たり時価総額ランキング"で会社を選ぶ方法

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東京カブストーリー
就活生が「未来の企業価値」で会社を選ぶようになれば、企業は本質的な企業価値向上に真剣に取り組むようになるのではないでしょうか(写真:ロストコーナー/PIXTA)
毎年、就職活動の季節になると、さまざまな「就職ランキング」が話題を集める。学生による人気企業ランキングや、現役社員がおすすめする企業ランキングなどさまざまだ。
著書『東京カブストーリー』(当社刊)が話題の米村吉隆氏は、大和証券に25年間勤務し、投資銀行部門・法人部長を経て独立に至るまで上場企業サイドの意思決定に深く関わってきた。そんな米村氏は、こうしたランキングには「未来視点」が欠けているのではないか、そう指摘する。

「売上高」も「知名度」もすべて目線は「今」

今年も、街でリクルートスーツの学生を多く見かける時期がやってきました。この季節になると、さまざまな「就職ランキング」が話題を集めます。

東京カブストーリー
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学生人気ランキング、社員がおすすめする企業ランキング、売上高の規模や、利益の額によるランキング――どれも参考になるし、一定の意義があります。

ところが、いずれのランキングも「今」この瞬間を捉えたものであり、「未来」視点が欠けていることにお気づきでしょうか。

売上高は企業規模の大きさを示します。利益額は稼ぐ力の現状を教えてくれます。ほかにも、安定性という観点では、財務健全性や業種、知名度、あるいは業歴の長さが参考にされることもあります。

ただ、これらはすべて「今の姿」か「過去の実績」から導かれるものです。その会社が10年後・20年後にどうなっているか――「未来」は、どの指標にも織り込まれていないのです。

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