「フキハラ」の影で…感情を抑え「自分が壊れる」管理職の限界――部下との関係でメンタルを崩壊させないための具体策3つ

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「フキハラ」の報道を受け、ますます疲弊する管理職……(写真:Luce/PIXTA)

先日、「不機嫌な態度で部下を萎縮させた」として、警視庁で署長や本部長を歴任した警視正が2025年末に警務部長注意処分を受け、退職したことがメディアで報じられました。いわゆる「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」が認定されたという衝撃的なニュースでした。

職場の心理的安全性を守る意味では、この判断には理があります。

しかし、筆者はこのニュースを聞いたとき、あるリスクを強く懸念しました。管理職たちがますます疲弊し、バーンアウトするのではないかというリスクです。

自分が壊れていきそうで怖い

ある商社でハラスメント防止研修を行ったときのこと。終了後に課長のEさんが声をかけてきました。「アンガーマネジメントの研修を受けて以来、私は怒らないようにしています」とのこと。

聞くと、一向に仕事を覚えない部下や、ミスが多い部下に怒りが湧いてきても、6秒ガマンして、必死に怒りをこらえているといいます。

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