大川:はい、なので2歳から60歳までいます。2歳は安田の娘です(笑)。親子で参加している人もいて。人それぞれがここに少し絡んで、交差したきっかけをもとに、なにかの活動をし始めている。
何かの着火剤となる
安田:最近はわるだ組のメンバーそれぞれが自分がやりたいことにコミットして活動を実現しているイメージかなと。勝手にコミットして広がりをつくっていく。
大川:何かをやってもいいんだとわかってくるんです。今まで組織にいると、何かすると基本的に否定されるし、応援してくれる仲間がなかなかいないんですけど、あそこにもここにもなんか変な人がいる。「着火剤」になる人がいる。
常見:着火剤っていいですね。
安田:否定されないという安心感があると思います。前のめりの人間ばっかりだから、「こういうことをやろうと思っているんだよね」と言ったことに対して、「こうすればいい」「ああすればいい」というプラスな力で集まってくる。
常見:それいいですね。単なる交流会なら、名刺交換で終わるので。最近、私は大企業の底力を感じています。ベンチャーって成長が早そうに見えるんです。でも、それは若手を使い潰しているだけで、気合と根性で単に業務量が多いだけであって。大企業の仕事ってやっぱり深いとか、できることが多いとか。世に名前の出ていない人の偉大さを強く感じます。それと、やっぱり社内に人がいるのですよねえ。
会社は面白いところである。
安田:話しておきたいと思うのが、僕は富士ゼロックスがすごく好きなままきていて、会社を愛しているんです。先輩からも「お前変わっているな」「なんで無条件に愛せるの」と言われます。その話は二晩くらいかかるので、割愛しますが(笑)。世の中ではやりたいことをやるためには、転職とか、ベンチャーとか、起業という選択肢ばかりが溢れていて、「なんでその勤めている会社で一念発起して、こういうふうにやってみたい」という発想が出てこないのかなと常々思っていました。
僕自身もあまりマネジメントを受けてこなかったんで、自由にやって、自分のやり方で仕事をとってこいと言われていました。だから、「やろうと思えばなんぼでもできるのに」と。「こういう企画ができない、やれない」などと言っているのが不思議でしょうがなかったんですね。
常見:安田さんと話していると元気が出ますね。
一同:笑。
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