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「糖質ゼロ」「食べる順番」「スーパーフード」などなど、健康を保つための食事法がたくさん登場しています。しかし、厚生労働省の「国民健康栄養調査」によれば、国民の摂取エネルギー(kcal)が減っているにもかかわらず、メタボ人口は増えているとのことです。
原因の一つは、間違いなく「血糖値の乱高下」にあります。これには食事による糖の吸収が早いか、遅いかがかかわってくるのですが、これに関連し、近年、医師や管理栄養士、食品会社の研究者たちの間で「スローカロリー」な食生活が支持され始めています。
スローカロリーな食べ方、3つの鉄則
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「スローカロリー」とは、ゆっくりと食べ物の栄養価が体に消化吸収されるような食事の摂り方のことで、単に糖質やカロリーの摂取量を抑えればいいわけではありません。糖質の消化吸収を「スローにさせる」ためには、食べ方に気をつける必要があります。
スローカロリーな食べ方の最低限のルールとしては、
という3点が挙げられます。
「血糖値の急上昇対策=糖質そのものをカットする」と考えてしまう方が多いようですが、主食の炭水化物などの糖質を抜いてしまうと、エネルギー不足となり、集中力低下などのデメリットを引き起こす場合もあります。ですからやはり「食べ方」に着目して対策を講じてみてください。
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