コーヒーは結局「1日何杯」なら健康的なのか

適量を守っていても「不健康」の落とし穴が

コーヒーの健康効果をおさらいしましょう!(写真:phb / PIXTA)

10年ほど前には「体に悪い」と言われていたのに、近年はすっかり「健康飲料」として認識されるようになったコーヒー。コンビニ各社の販売合戦も手伝い、おいしいコーヒーをより気軽に楽しめるようになりましたね。

実際、「脳血管疾患や呼吸器疾患による死亡リスクが、毎日3杯のコーヒーを摂取することで下がった」という研究報告が、国立がん研究センターから出されています。これらの作用は、「コーヒーポリフェノール」とも呼ばれるクロロゲン酸によるものです。

ポリフェノール以外にも注目の健康成分が

この連載の過去記事はこちら

クロロゲン酸は、摂取量については諸説ありますが1日500mgも摂取すると、血液をサラサラにしたり、体脂肪を燃焼したりという働きが高まると報告されています。これはマグカップで3~4杯分のコーヒーに含まれる分量。セブン-イレブンのホットコーヒーであれば、R(レギュラー)サイズなら3~4杯、L(ラージ)サイズなら2~3杯といったところでしょう。

ただ、この分量に収まっている場合でも、飲み方によっては逆効果をまねくことがあります。健康を目指すうえで注意していただきたい点は、のちほど詳しく触れることにして、もう少しコーヒーの健康成分について解説していきましょう。

コーヒーの成分といえば、ポリフェノール以外に真っ先に思い浮かぶのが「カフェイン」ではないでしょうか。よく知られていることですが、カフェインには覚せい作用があるため、仕事の効率アップ、記憶力アップ、脂肪燃焼の促進などに効果を発揮します。

次ページやっぱり無視できない!コーヒーの「弊害」
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • おとなたちには、わからない
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ついに上場廃止、大塚家具の末路
ついに上場廃止、大塚家具の末路
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
2050年の中国<br>世界の覇者か、落日の老大国か

米国と並ぶ超大国を目指す中国。しかし中国の少子高齢化はこれまでの想定を超える速さで進行しています。日本は激変する超大国とどう付き合うべきか。エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、大前研一ら世界の賢人10人が中国の将来を大胆予測。

東洋経済education×ICT