忙しい大人に勧めたい、激ウマ「だし生活」 「ビーフジャーキーだし」などどれも簡単!
いま、「だし」がじわじわ人気化している。福岡の自然食レストラン「茅乃舎」のあご入りだしパックが大人気で、週末ともなるとレジには行列ができるほどだ。この茅乃舎人気を受けて、他社からもこだわりのだしパックが続々登場。百貨店やショッピングモールをにぎわせている。
ホットコーヒーを買うような感覚で本格的なかつおだしが1杯100円で飲める、にんべんの「日本橋だし場」も大にぎわいだ。手軽に本物のだしが楽しめるとあって、ビジネスマンやOL、観光客で終日ごった返しており、羽田空港店や丸ビル店、海老名サービスエリア店など、続々と店舗を増やしている。
「だし」が大好きな日本人
これらの人気からもわかるように、日本人はやはりだしが大好きなのだ。幼いころから慣れ親しんでいる、かつお節や昆布、煮干しなどのだしの香りをかぐだけで、ホッとするという人は多いだろう。かくいう私もそのひとりだが、「難しそう」「めんどくさそう」と、なかなか自分でだしをとることが出来ず、顆粒だしやパックを使って料理していた。
そんな、だしのど素人であるわたしの、だしを巡る冒険&成長物語であるドキュメンタリーエッセイ『だし生活、はじめました。』(祥伝社)で取材を重ねていくうちに、絶対に挫折しない、世界一簡単なだしのとり方にたどり着いた。それが、コーヒードリッパーでとるかつおだしと、麦茶ポットでとる昆布だしだ。
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