なぜ大根は「医師が奨める冬野菜No.1」なのか

生で食べるか加熱するかで健康効果が変わる

冬は温かいメニューに偏りがちですが…生の大根にも注目です(写真:gontabunta / PIXTA)

冬を代表する根菜といえば「大根」。 おでんやぶり大根など、味がしみ込んだホクホクの大根が大好物!という方も少なくないでしょう。

大根はインフルエンザや風邪、胃痛など、冬のお悩みを解消するための成分がたくさん入っており、医師が奨める冬野菜No.1でもあります(医師専用コミュニティサイトMed Peer調べ)。

ところで皆さん、大根は「生の状態」と「火が通った状態」で、健康効果が変わってくることをご存じでしょうか? 今日はそのあたりを詳しく解説し、オススメメニューを紹介したいと思います。

「生の大根」は冬の疾患予防・改善の強い味方

この連載の過去記事はこちら

大根おろしや大根サラダなど、大根を生の状態でいただくと、ピリッとした辛さが味わえますね。この辛味成分は「イソチオシアネート」というイオウ化合物の一種で、アブラナ科の植物には多く含まれるものです。

このイソチオシアネートには血液をさらさらにする作用、解毒作用などが期待でき、しかも生の状態でいただくほうが効力が強く発揮されます。がん細胞を始め、インフルエンザウイルスや風邪の菌を除去してくれる効果も望めます。

また生の状態の大根には「ジアスターゼ」や「グルコシノレート」など、胃炎やアレルギー疾患の予防・改善にもなる成分が含まれますので、今の時期であれば花粉症でお悩みの方にもオススメです。

生の大根は、焼き魚についた大根おろしやおろしハンバーグ、刺身のツマなどで摂取できます。あの独特の辛みが苦手という方は、同じ生でも漬物など発酵食品にすると食べやすくなるはずです。

このように、生の状態で強い効力を発揮する大根の殺菌作用。実は加熱するとパワーが弱まってしまうのですが、今度は別の健康効果が高まります。

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