冬うつから二重アゴまで、「水毒」が原因かも コンビニ飯で体を温め、発汗力を上げよう!

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気づかぬうちに「水毒」に侵されているかもしれません(写真:wavebreakmedia / Imasia)

新年会もそろそろ落ち着いてきた今日この頃ですが、食べ過ぎ、飲み過ぎによる冬太りで「二重アゴ」や「ぽっこりお腹」が気になっているという方が多いのではないでしょうか。

また冬は「冬季うつ」などと言い、不安やイライラに襲われやすい季節でもあります。これらの原因は、単なる食べ過ぎや寒さから来る精神の落ち込みと考えられがちですが、場合によっては余分な水分が体内に蓄積されて起こる「水毒(すいどく)」の症状かもしれません。

漢方や東洋医学の世界では、余分な水分が体に蓄積される、いわゆる水太り状態のことを水毒と呼びます。人は汗や尿を通じて1日に約2リットルの水分を排泄するので、その分(目安は1日1.5リットル以上)の水分を食事や飲み物で補う必要があるのは言うまでもないことです。

体内の水分が過剰になると……

ただ、ビジネスパーソンにおいては、仕事中のコーヒーやエナジードリンク、食事中のお茶や水、仕事帰りのビール、また女性に多い美容のためのミネラルウォーターなど、水分を摂り過ぎているケースも。体は必要な分だけ水分を吸収しますが、余った分は排泄するか、そうでなければ体のあらゆる部分の細胞間に水が溜まることになり、これがひいては、さまざまな症状を呼び起こすきっかけになるのです。

冬は食べ過ぎによる冬太りのほか、冬季うつなど不安感やイライラに悩まされる人が多いと聞きます。職場でのストレスなど精神的な要因も数多く挙げられますが、血液やリンパ液の水分が多くなることも、イライラや頭痛、不眠の原因になるようです。また胃に水が溜まり胃下垂になったり、皮膚の細胞間に水が溜まると二重アゴやむくみにもつながりかねません。

さらに水毒は、冬場にいちばん避けたい「冷え」の原因にも。温かいドリンクなら大丈夫!と思われがちですが、必要以上の水分摂取は結果的に体を冷やしてしまいますし、余計に水分を溜め込む原因になる場合があります。

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