まず第一に、一般に言われる「1日に必要な水分=約2リットル」は、飲み物だけを指しているのではなく、食べ物からの水分も含むということを覚えておきましょう。
入浴や運動、サウナなどで発汗させる機会がある方は、これらを大いに活用して、余分な水分を排出するようにしましょう。しかし仕事が忙しくオフィスにこもりがちの方は、食事面で体を温め、発汗作用の高いものをいただくようにしておきましょう。
・体を温める食材
年中出回っている南国フルーツや夏野菜はなるべく避け、ニンジンやレンコン、大根、ごぼうなどの根菜を摂取しておきましょう。フルーツが食べたい方には、リンゴがオススメです。
・発汗作用のある食材
生姜、ニンニク、唐辛子など香辛料系、わさび、ネギなどの薬味系がオススメです。
・血流をよくする食材
納豆、キムチ、漬物、甘酒などの発酵食品。生姜、ニンニク、ネギなどにも効果が期待できます。
コンビニでもお目にかかれる水毒対策メニューは?
食事面から水毒対策を行うには、必要以上に飲み物を摂り過ぎないことと、体を温め、発汗作用のあるものを補うことです。以上を踏まえ、コンビニに出かけてみましょう。
〈みわ子流、水毒対策につながるコンビニ飯!〉
・冬野菜たっぷりのカレードリア
レンコンやニンジン、ほうれん草など冬野菜がたっぷり入っているものがベター。カレーには香辛料がたくさん含まれており、発汗作用を期待できます。
・もつ味噌煮込み
大根や里芋、ネギ、こんにゃくなど、体を温める食材が勢ぞろいです。発酵食材の味噌も摂取できます。
・豚汁うどん/ねぎたっぷり肉汁うどん
あつあつのうどんや蕎麦は食べると汗ばむので、発汗作用に◎! ネギや冬野菜など具だくさんなのも魅力です。
・生姜入りスープ
コンビニ各社の棚を眺めてみれば、生姜や冬野菜をたくさん摂れる中華系のスープが勢ぞろいしています。
・その他
おでんなどで冬野菜を選んだり、中華まんやスナックでカレー系のものを選んだりすれば、体を温め発汗作用を高める工夫ができそうです。
風邪やインフルエンザにかからなくとも、冬はお悩み多き季節です。仕事の効率にも何かと影響してしまいますので、「ちょっと水分、摂りすぎかな?」と思った方は、今日から食べ物と併せて注意してみてくださいね。
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まるた みわこ / Maruta Miwako
美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。
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