採用選考で実施される筆記試験は各種ありますが、ここではその中で最も代表的な「SPI3」を取り上げます。同試験の年間利用会社数は1万0620 社、受験者数は延べ179万人(2014度)に上ります。日本で最も多くの会社が採用し、最も多くの学生が受験している試験です。
先日、15人の学生にテスト対策について質問したところ、「対策をしなければいけない」とわかってはいるものの、実はできていないという方がほとんどでした。今回は、簡単にできるSPI3対策についてお伝えします。
本来は全問正解できるはずだ
試験対策の前に、能力検査について知っておいてほしいことを3つ挙げます。
①SPI3で測定される能力検査は、組織で仕事をする際に必要な能力です。言語能力検査では、「言葉や文章の意味・構成・要旨を的確に理解する力」が測定されます。非言語能力検査では、「獲得した情報をもとに的確な判断をする力や、グラフや表を正確に解釈する力」が測定されます。どちらも小学校・中学校時代に学んだ国語・算数・数学の範囲内の問題ですから、本来は全問正解できるはずです。
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