「ええっ、あいつも離婚しよったん?」
なんかいつもこんな出だしで恐縮なのだが、私の周りの離婚率は本当に高い。これは私の交友関係に問題があるわけではなく、業界的にもなにかと離婚する人が後を絶たないのだ。
以前のコラムでも少し触れたのだが、今回はなぜ一流MBAに通う女性の不倫率と離婚率が世界的に高いのか(私の単なる肌感覚だが)、香港のおうちの上空のクラブルームでビクトリア湾を眺めておかゆを食べつつ、皆さんと一緒に考えていきたい。
さて、私が留学していたとき腰を抜かしたのが、世界から集まる優秀な若者の、離婚率の高さだ。
世界中のエリートどころが集結するので、学歴も職歴も年収も何かと高いわけだが、この手の出世欲は攻撃ホルモン、性欲ホルモンのテストステロンが原動力なので、毛沢東とかケネディとか、世界的な野心家に女性が多かったのは何も偶然ではない。そういえば私がケニアのサファリでライオンを見にいったときも、獰猛そうな怖い顔つきのライオンに限ってプライド(メスライオンの群れ)の数が多かった気がする。
世界の資本市場のライオンを自負する私としては、何かと見習いたいケニアのライオンだが、その昔、バーバリーライオンというたてがみが立派な巨大ライオンがいたのをご存じだろうか(今も一部いるらしいが、基本的に野生では絶滅したとされている)。というわけで今回は、世界中からMBA留学に集まった“恋の百獣の王”、恋愛バーバリーライオンたちの壮絶な離婚事情をお届けしたいと思う。
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