生命保険会社、損害保険会社問わず、「社会課題解決」が大きなテーマになっている。「週刊東洋経済」の臨時増刊「生保・損保特集号」は、保険会社の生き残りの条件となった社会課題解決への各社の取り組みをリポート。
さらに各社トップへのインタビューや、資産形成サービス、ヘルスケア、AI・テクノロジーなど最新の動きも網羅した。その誌面から、注目記事をお届けする。
仕事に対する目的意識を明確に持って入社する──。今回の取材では、そんな若手社員を多く見ることができた。例えば、データの分析、新規事業の開発、数理業務など専門的な仕事を志望し、早々にその関連部署で力を発揮する。あるいは、学生時代に考えていたことや経験したことが、現在の職務につながったと話す若手もいた。
専門的な仕事の現場では、困難に直面することもあるだろう。そんな中で彼らは、与えられた仕事の成果を出すことだけを着地点とはしていない。仕事に対してはもちろん、自分自身に対しての課題も客観的に素早く捉え、その解決に積極的に取り組んでいるようだった。そして、何より仕事を楽しんでいる印象があった。
早い段階で目的意識を明確にすることは仕事への高い姿勢、豊富な知識の獲得、早いキャリア形成につながるのではないだろうか。
子育て支援領域の第一人者を目指す
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