仕事に対する目的意識を明確に持って入社する──。今回の取材では、そんな若手社員を多く見ることができた。例えば、データの分析、新規事業の開発、数理業務など専門的な仕事を志望し、早々にその関連部署で力を発揮する。あるいは、学生時代に考えていたことや経験したことが、現在の職務につながったと話す若手もいた。
専門的な仕事の現場では、困難に直面することもあるだろう。そんな中で彼らは、与えられた仕事の成果を出すことだけを着地点とはしていない。仕事に対してはもちろん、自分自身に対しての課題も客観的に素早く捉え、その解決に積極的に取り組んでいるようだった。そして、何より仕事を楽しんでいる印象があった。
早い段階で目的意識を明確にすることは仕事への高い姿勢、豊富な知識の獲得、早いキャリア形成につながるのではないだろうか。



















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