
大場康弘(おおば・やすひろ)/1988年安田火災海上(現・損害保険ジャパン)入社。NKSJひまわり生命(現・SOMPOひまわり生命)取締役執行役員などを経て、2018年から現職 (撮影:尾形文繁)
生命保険会社、損害保険会社問わず、「社会課題解決」が大きなテーマになっている。「週刊東洋経済」の臨時増刊「生保・損保特集号」は、保険会社の生き残りの条件となった社会課題解決への各社の取り組みをリポート。
さらに各社トップへのインタビューや、資産形成サービス、ヘルスケア、AI・テクノロジーなど最新の動きも網羅した。その誌面から、注目記事をお届けする。
──人口減や高齢化でパイが縮小しています。
対策としてよく挙げられるのが海外進出だが、私たちとしては考えていない。市場の大きさは量と質との掛け合わせで考えるべきだ。お客様と深く長くつながり、1人当たりの収益を増やしていく。具体的には健康、老後資金、介護における不安に応えるソリューション提供だ。2024年4月からグループでウェルビーイング事業として、ひまわり生命のほかに介護施設事業、それからヘルスケア事業を立ち上げている。
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