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保険×カルチャー・各社が取り組む「芸術活動支援」 ミュージカルからクラシック、展覧会 etc…

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プロの音楽家を講師にしたレッスンで地域住民や学生と音楽を通じて交流を交わす。吹奏楽合奏 (写真:三井住友海上)

特集「生保・損保特集2024年版」の他の記事を読む

生命保険会社、損害保険会社問わず、「社会課題解決」が大きなテーマになっている。「週刊東洋経済」の臨時増刊「生保・損保特集号」は、保険会社の生き残りの条件となった社会課題解決への各社の取り組みをリポート。
さらに各社トップへのインタビューや、資産形成サービス、ヘルスケア、AI・テクノロジーなど最新の動きも網羅した。その誌面から、注目記事をお届けする。

保険会社は文化・芸術を支援するメセナ活動に積極的に取り組んでいる。ここでは各社の取り組みの歴史から現状について詳細に見ていきたい。

生保会社によるメセナの中でも、とくに歴史ある取り組みとして挙げられるのが日本生命の「ニッセイ名作シリーズ」だろう。

1964年から50年間にわたって続けられてきた「ニッセイ名作劇場」を前身とするもので、もともとは都内の小学6年生をミュージカル公演に無料招待する取り組みから始まった。現在は東京公演のほか、全国公演も行われるようになっており、これまでの累計招待者数は約800万人を超えるという。

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