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住信SBIネット銀行に触手を伸ばす意外な企業 銀行業参入を表明した"巨象"が動き出す?

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住信SBIネット銀行の買収に意欲を示す、意外な企業が急浮上している。

住信SBIネット銀行の看板
(撮影:梅谷秀司)

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「金利ある時代」の到来は銀行業界にどのような影響を及ぼしているのか。本特集では、各行のデジタル戦略や、利上げがもたらす意外な影響などを深掘りしつつ、独自のランキングも交えて、銀行業界の最新動向を紹介する。
【配信予定】
10月27日(日)
住信SBIネット銀行に触手を伸ばす意外な企業(本記事)
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「水面下でTOBの可能性を探っているようだ」。6月に銀行業への参入を表明したNTTドコモ。買収先の候補がたびたび報じられているが、ある銀行の名前が急浮上している。住信SBIネット銀行だ。

同行にはSBIホールディングス(HD)と三井住友信託銀行が34%ずつ出資する。ある市場関係者は、この2社が「株式を手放してもまったく不思議はない」とし、TOBによる買収の可能性が高まっていると話す。

まずSBIHDの傘下には、TOBによって連結化したSBI新生銀行があり、最近は住宅ローンなどのリテール市場で存在感を高めている。住信SBIと競合関係になるほどで、同行をグループに置いておく意味は大きく薄らいでいる。

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