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黒船襲来で幕が上がったメガ銀「リテール戦争」 デジタル領域で"異次元の競争"が始まった

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デジタル領域を舞台に、これまでとは次元の異なる競争が始まった。

『銀行大波乱』特集バナー

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「金利ある時代」の到来は銀行業界にどのような影響を及ぼしているのか。本特集では、各行のデジタル戦略や、利上げがもたらす意外な影響などを深掘りしつつ、独自のランキングも交えて、銀行業界の最新動向を紹介する。
【配信予定】
10月27日(日)
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10月28日(月)
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黒船襲来で幕が上がったメガ銀「リテール戦争」(本記事)
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10月29日(火)
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が毎年7月に開催している投資家向け説明会。ここで個人向けリテール金融の改革プランが示された。

その中身は、年度内に三菱UFJ銀行のアプリにグループ内の主要な個人向けサービスを連携させ、2026年度までにグループ共通の「ポイントプログラム」を整備するというもの。配布資料にはこれらの戦略が示されていたが、改革プランを成し遂げるための重要な施策が伏せられていた。それは、KDDI傘下のauフィナンシャルホールディングス(HD)との資本関係解消だ。

同社とは傘下の銀行・証券を通し、下図のようにネット銀行のauじぶん銀行、ネット証券のauカブコム証券に共同で出資している。それを来年1月にも、auじぶん銀行はau側の100%出資、auカブコム証券は三菱UFJ側の100%出資に変更する。

異業種が銀行に攻勢

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