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独自集計!「実力のある銀行103」総合ランキング 収益力・健全性・成長性の3大指標でスコア化

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利上げ局面での収益力が高く、財務基盤も安定した銀行はどこか。

みずほ銀行の看板
(撮影:梅谷秀司)

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「金利ある時代」の到来は銀行業界にどのような影響を及ぼしているのか。本特集では、各行のデジタル戦略や、利上げがもたらす意外な影響などを深掘りしつつ、独自のランキングも交えて、銀行業界の最新動向を紹介する。

本特集で解説した利上げ影響に、各行の2024年3月期の業績や財務状況を加味して作成したのが、「銀行実力総合ランキング」だ。詳細は下の「総合ランキングの見方」のとおりだが、「収益力」「健全性」「成長性」を表す財務データを選び、それぞれを点数化したうえで総合得点が高い順に並べた。

中でも今回は収益力を重視。1%利上げ時の影響を独自試算した「利上げ時の資金利益増加率」、事業会社のROE(自己資本利益率)に当たる「自己資本コア業務純益率」、営業経費を業務粗利益で割った「経費率」の3項目について配点を20点ずつと高くした。

健全性は「自己資本比率」「不良債権比率」「有価証券評価損益(対自己資本額)」の3項目、成長性は「預金増加率」と「貸出金増加率」の2項目で得点化した。

海外での資金利益が大きいメガ3行が不利にならないよう、利上げ影響については国内業務をベースに算出。また、規模が影響しないよう比率で算出した。

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