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発表!「台日韓テクノロジー企業トップ100ランキング」時価総額トップはTSMC、日本は上位に多数がランクイン

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TSMC
台湾・日本・韓国のテクノロジー企業の時価総額トップはTSMC(写真:jack/PIXTA)

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「組合員が転職に成功したら、私たちはむしろ祝福します」。韓国サムスン電子の「超企業労働組合」支部委員長チェ・スンホ氏は、最近、宿敵ともいえるSKハイニックスに転職したエンジニアについて語った。その口調に責めるような響きはなく、ただ無力感がにじんでいた。

6月末にサムスン電子の従業員7000人を対象に実施された調査では、回答者の約35%が退職を希望していることが明らかになった。社内に動揺が広がる中、SKハイニックスの普通株式の時価総額が一時、サムスン電子を上回った。サムスンの王座はなお揺らいでいないものの、初めてその足元にほころびが生じていることをうかがわせた。

3つの企業ニュースの共通点

同じ時期、SKハイニックスの親会社、SKグループの会長を務めるチェ・テウォン氏が台北を訪れ、TSMC(台湾積体電路製造)への依存を公言するとともに、両社が「史上最高のパートナーシップ」を築いていると述べた。一方、日本市場では、かつて東芝から切り離されたキオクシアが台頭し、時価総額は一時、トヨタ自動車を上回った。

台湾を代表する有力ビジネス週刊誌のひとつである『今周刊』。その誌面やオンラインの記事から、台湾内外の経済・産業などの分析記事を掲載

韓国・水原での従業員の動揺、台北での協業、東京で台頭する新たな王者――。一見すると3つそれぞれの企業ニュースに見えるが、その背後には1つの共通した動きがある。AIによって、代替が最も難しいサプライチェーンのボトルネックにプライシングパワー(価格決定力)が生じているのだ。

「今周刊」と「台湾経済新報」は共同で、最新の「台湾・日本・韓国のテクノロジー企業100社ランキング」を作成した。2026年7月23日の株価の終値を基に算出すると、100社の合計時価総額は約260兆4000億台湾ドル(約1300兆円)で、内訳は台湾44社、日本43社、韓国13社となった。

さらにランクインした企業ごとの時価総額を見ていくと、台湾はTSMCに大きく集中していることがわかる。韓国はサムスン電子とSKハイニックスの2大巨頭が牽引。一方、日本には単独で突出した「神山」はないものの、素材、製造装置、精密機器などの企業群が連なる。各国の上位2社を除いて比較しても、日本は最も厚みのある時価総額の基盤を有している。

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