売れない営業が気付いていないダメな「口癖」 クセを直すために効果的なトレーニングとは
話す速度を商談相手に合わせて変更する
営業に大切なスキルの1つが、「話す速度を商談相手に合わせて変更できる」ことです。スキル詳細は、「商談相手の話す速度より若干遅いスピードで話すことができる」。
商談相手より「若干遅い」ということが重要です。「アナウンサーが話す速度は1分間に300文字」 といったような絶対的な基準があるわけではなく、あくまで商談相手に合わせて、しかも少し遅く話すということです。
商談相手が早口であれば、それより少し遅い早口で、ゆっくり話をする方なら、こちらはさらに少しだけゆっくりと話しましょう。早いほう、遅いほう、どちらにも対応できないといけません。
ただし、これはエビデンスとなる統計があるわけではありません。私自身が商談を受ける側になったときに、自分より早口に話されると、思考が追いつかないだけでなく、やや威圧感を感じるなど不快感を覚えます。また私が営業をしていても、顧客より若干遅く話すほうが成約率が高かったので、このように設定しています。
極端な例ですが、早口言葉トレーニングプログラムを売っている会社であれば、商談相手よりゆっくり話すのは説得力がないかもしれません。威勢のいい人が集まっているような客先でもそうでしょう。
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