あなたが知らない「紅白歌合戦」の真実100章 この蘊蓄は、思わず人に話したくなる

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今回のテーマは「紅白歌合戦」に関する薀蓄をご紹介(写真 :AOI / PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「紅白歌合戦」。明日の大みそかで今年も終わり、それを締めくくる風物詩のひとつが、NHKの紅白歌合戦だ。あなたは紅白歌合戦についてどれだけのことを知っていますか。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

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1. 紅白歌合戦の歴史は1951年に始まった。

2. 第1回目~第3回目までの紅白歌合戦は正月の特別番組として行なわれていた。

3. 紅白歌合戦は第3回までラジオ放送だった。

1953年は1年に2回、紅白が放送されていた!

4. 1953年の第4回より大晦日の放送となった。つまりこの年は2回、正月と大晦日に紅白歌合戦が放送された。

5. 第4回からはテレビでの生放送が始まり、これを機に劇場で行う公開番組となった。この時、新年は劇場が借りられず大晦日に開催日を移すことになった。

6. 番組スタート時にディレクターが掲げたコンセプトはSpeed、Sexuality(性別)、Sportsの「3S」。

7. 紅白歌合戦の前身となった番組が終戦の年、1945年の年越し番組として放送された。番組名は『紅白音楽試合』。

8. 当初は『紅白歌合戦』という番組名で企画されたがGHQの許可がおりず、『紅白音楽試合』に改められた。

9. 第1回目のトップバッターは紅組の菅原都々子。曲目は『憧れの住む町』。

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10. 第1回紅白歌合戦の音声がラジオから流れるとNHKに応援電話が殺到、回線がパンクしたとのエピソードが残る。

11. 第1回目の紅白の優勝は白組。

12. 2013年までの通算成績は白組35勝、紅組29勝。

13. 出演者および曲目はNHKが選定する。

14. 紅白出演者は12月29日、30日のリハーサルや司会者との顔合わせを経て31日の本番を迎える。

15. NHKの番組では、紅白歌合戦でも出演者へのお弁当は用意されない。司会者とスタッフにはお弁当が用意される。

16. 番組の裏方のスタッフたちは紅白を「アカシロ」と呼ぶ。

17. 「紅白」の名称は創案したディレクターが剣道の紅白試合からヒントを得たものといわれている。

18. 2組に分かれて対戦や試合することを「紅白戦」と呼ぶのは12世紀の源平合戦に由来するといわれる。

19. 第4回を除き、下手を紅組、上手を白組としている。

20. 当初、紅白歌合戦の出場は、白組は男性のソロ歌手、紅組は女性のソロ歌手に限るという慣例が守られていた。

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