なぜ要介護者が"カジノ"でみるみる元気に? 《常識破りのデイサービス》アメリカ視察で一発奮起した社長が変える「日本の介護」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
デイサービスのカードコーナー
カードコーナーではブラックジャックやバカラも楽しめる(写真:編集部撮影)

機能訓練を目的に、体操や塗り絵・折り紙などのレクリエーションを行うデイサービスが多い中、ユニークな仕掛けで多くの高齢者の心をつかんでいるのが、全国で20施設を展開する「ラスベガス」だ。パチンコ、麻雀、ブラックジャックやポーカー……。ゲームで“遊んでいる”だけなのに、なぜか要介護者がみるみる元気になる「ラスベガス」の舞台裏を探った。

【多様化するデイサービス、"料理教室"のような施設も】「通うのが楽しみに」団塊世代を惹きつける"料理特化型"デイサービスの全貌。《まるでおしゃれなカフェ》料理リハビリという新しい選択

カジノさながらの"非日常空間"

玄関扉を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、きらびやかなパチンコ台。フロア中央部にはゴージャスな照明に照らされた、全自動麻雀卓が並ぶ。そして、奥のスペースにはブラックジャックやポーカーが楽しめるテーブルも設えられている。

非日常の空気が漂うこの場所は、東京・町田にある「ラスベガス」。その名の通り、ラスベガスのカジノをモチーフにしたデイサービス施設である。

【写真】「ラスベガス」という名前に納得! 新感覚デイサービスの様子(15枚)
ラスベガスの入り口
入り口からカジノをイメージした造りに。デイサービス施設とは思えない雰囲気(写真:編集部撮影)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事