25年の《秋ドラマ視聴率トップ10》が示す「潮流の変化」 脚本家は新鋭が頭角を現す一方、ベテランが苦戦も…
今年最もドラマの話題が盛り上がった10月期の秋ドラマ。
三谷幸喜氏、岡田惠和氏、野木亜紀子氏ら、大御所脚本家や若手ヒットクリエイターの作品が揃い踏みとなったなか、ちまたの話題をかっさらったのは新鋭・安藤奎氏の『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)だった。
全話平均視聴率ランキングは、毎期安定の名門枠と人気刑事シリーズが上位を占める結果となったが、ベテラン脚本家勢が苦戦を強いられるなかで若手が躍進。ベテランと若手の明暗が分かれ、世代交代を感じさせる期になった。
「秋ドラマ」の視聴率ランキングTOP10
今期のTOP3は、安定の名門ブランド・TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』、テレビ朝日の長寿刑事ドラマシリーズ『相棒24-前期』と『緊急取調室』。
意欲的なチャレンジもある、さまざまなテーマの作品が出揃った10月期だったが、視聴率上位はいつもと変わらぬ並びになった。


















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