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"終の住処選び"でのミスマッチを防ぐポイント 特養、老健、サ高住、グループホーム……

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じっくり検討しないで施設に入ると後悔することも。

有料老人ホーム「アリア八雲・山手通」の施設内の様子
2024年2月開設のベネッセの有料老人ホーム「アリア八雲・山手通」(名古屋市)は入居金1億円以上の部屋も(写真:ベネッセ)

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今は当たり前のように使える介護サービスだが、職員不足に歯止めがかからず、これまでにないレベルの崩壊が起きている。
『週刊東洋経済』2月17日号の第1特集は「介護 異次元崩壊」だ。「自宅で最期まで」――。10年後は、そんな希望はかなわないかもしれない。
週刊東洋経済 2024年2/17号(介護 異次元崩壊)[雑誌]
『週刊東洋経済 2024年2/17号(介護 異次元崩壊)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

都内在住のA男さん(56)は、北関東で暮らす父(88)のことが心配でたまらないという。

4年前に母が先に他界してから一人暮らし。介護ヘルパーの手を借りながら、何とか生活しているが、足腰が弱くなり、何をするにも時間がかかるのを、この年末年始の帰省で目の当たりにした。

父は要介護3。“もしも”のときにすぐに対応してもらえるように、施設への入居を検討し始めた。

人生の最終盤にさしかかったとき、検討したい施設としては、24時間介護が受けられて、かつ看取りまで行ってくれる施設がベストだ。特別養護老人ホーム(特養)か、介護付き有料老人ホーム(介護付き有料)、認知症の症状が出始めていたらグループホームへの入居も選択肢の1つに入れたい。

ポイントは「月額の費用」

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