あなたが知らない「紅白歌合戦」の真実100章 この蘊蓄は、思わず人に話したくなる

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81. 1999年の第50回にはスティービー・ワンダーが記念ソング『A Song For Children』を制作した。

82. 1999年は年越し30秒前に『ゆく年くる年』からNHKホールの映像に切り替わりミレニアムカウントダウンの模様が放送され出演者が『A Song For Children』を合唱。

かつては歌以外のイベントも!

83. かつては入場行進や優勝旗返還、電報紹介やゲームなどのイベントが行なわれていた。

84. 冒頭の慣例だった選手宣誓も1991年より省略された。

85. 宝くじ抽選機を使い、その場で先攻後攻を決めたことがある。1980年第31回のことで、矢が刺さった色が先攻。

86. 1回の紅白に携わる出演者とスタッフの総数は5500人を超え、その数は会場の観客より遥かに多い。

87. 小林幸子の衣装のなかでも最大級といわれた2009年のものは高さ8.5メートル、横幅8メートル、総重量3トンの巨大な「メガ幸子」。小林幸子はその手のひらの上で歌った。

88. 「紅白で小林幸子の豪華衣装を見ると試験に落ちない」という噂がネット上に広まり、マスコットとして商品化され人気に。キディランド原宿店には「幸せを呼ぶサッちゃん神社」までできた。

89. 中国には旧暦大晦日に放送する国民的年越し番組『春節聯歓晩会』があり、視聴者世界最多でギネス認定された。

90. 2010年にNHK紅白歌合戦初の公式キャラクター「ウタ♪ウッキー」が登場したが、2013年からは紅白どーもくんがその役割を務めている。

91. 紅白の選考基準として「世論の支持」「今年の活躍」「今年の番組演出」が挙げられている。

92. NHKがリリースしている紅白歌合戦の公式アプリ。楽曲リストや視聴者投票、指定した歌手の出演時間を数分前に通知してくれる機能も搭載。

93. 紅白出演により翌年のCD売上が上がる現象があり「紅白効果」と呼ばれる。

94. 出演後にシングルチャート1位を獲得した例として中島みゆき「地上の星」、秋川雅史「千の風になって」、秋元順子「愛のままで…」、植村花菜「トイレの神様」などがある。

95. 第65回紅白の観覧応募総数は138万5357通。当選枚数は1342枚だった。

96. 歴代最多の応募総数は2013年第64回の142万7153通。当選倍率は約1073倍だった。

97. 第65回紅白の司会者として、紅組司会は吉高由里子、白組司会は嵐、総合司会は有働由美子が務めた。

98. テーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」。

99. 第65回紅白で初出場となったのはV6、HKT48、May.J、SEKAI NO OWARI、薬師丸ひろ子の5組。

100. 第65回は企画コーナーとしてキング・クリームソーダとDream5の出演が決定。『妖怪ウォッチ』のキャラクターも登場し紅白スペシャルパフォーマンスを披露する。

(文:森谷 美香/モノ・マガジン編集部)

参考文献・HP/『紅白歌合戦の舞台裏』(全音楽譜出版社)、『怪物番組 紅白歌合戦の真実』(幻冬舎)、『NHKウイークリーステラ臨時増刊 NHK紅白60回』(NHKサービスセンター)、NHKオンライン、ほか関連サイト

 

モノ・マガジン編集部

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『モノ・マガジン』はワールドフォトプレス社が発行するモノ情報誌。原則、隔週で発行している。公式サイトhttp://www.monomagazine.com/

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