英語圏では「マイナンバー」が絶対NGなワケ 「お前のものは俺のもの」!?

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2つ目の文は直訳すると「彼らの『ブーム』が短い」ということですが、「マイブーム」という表現をtheir boomに変えて英作文してくれたようですね。さすがにtheir my-boomというのは間違っていると気づいたのでしょう。素晴らしい!

ハナコさんの言いたいことを分析すると、おそらく「短期間しか『マイブーム』が続かない」ということだと思いますので、「熱しやすく冷めやすい」や「移り気」のようなことが言いたかったのだと思います。ひとことで言い表すのは難しいですが、

They are fickle and often switch interests. (彼らは気まぐれで、興味がよく変わる)

なんて言い方でもいいかもしれませんね。

この「マイブーム」という表現、My boom is Thai food. Thai food is my boom. のようによく間違って使われますが、「マイブーム」にピッタリきそうな表現が英語ではいくつかありますので、覚えておいてください。

Right now, I’m into Thai food. (いま、タイ料理にはまってる)
Right now, I can’t get enough of Thai food. (いま、タイ料理ならいくらでも飽きずにいける)
I’m on a Thai food kick. (タイ料理に夢中になっている)

 

和製英語のオンパレードで首を傾げていたジェーンに、ハナコさんが言いたかった意味を説明するとSounds pretty selfish, huh? (なんか自己中っぽいね?)と苦笑い。確かに「マイ」が付いた表現がたくさんあっただけのことはありますね…。

するとハナコさんThat’s right! They are selfish! (そうそう。B型は自己中心的なの!)と笑顔でうなずいていました。それにしても、ジェーンがB型っぽいのは、どんな性格に見えるからなのかを話していること、すっかり忘れていませんか…(汗)
 

箱田 勝良 英会話イーオン 教務部 チーフトレーナー

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はこだ かつよし / Katsuyoshi Hakoda

1972年静岡県熱海市生まれ。1995年筑波大学国際関係学類卒業、株式会社イーオン入社。

講師として、これまでに約1万人を教える。スクールの講師を経た後、法人部教務コーディネーターとして、多くの企業の研修カリキュラム企画と講師を担当。楽天の社員の英語力研修も担当した。TOEIC(R)テスト990点満点、実用英語検定1級。

学生時代には1年間の留学以外には海外経験なしで、日本に住み暮らしながら英語力を飛躍的にアップさせた。その自身の経験を基に、現在は教務部のチーフトレーナーとして、イーオン全体の講師の研修やカリキュラム立案に関わる。

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