ここでひとつだけ、例外を挙げてみましょう。同じ「マイ~」の表現ではありますが、「マイホーム」は家という建物自体のことを指すときにはhouseを使います。one’s own houseと名詞をhomeではなくhouseに言い換えた方が自然な英語になると覚えておきましょう。
また、「マイホーム」が建物ではなく「マイホーム主義」という意味のときには、まったく違う表現を使って、a family man (家庭を大切にする男性)と言うのが、いちばん意味が近い気がします。間違ってもHe is my home.なんて言わないようにしましょうね。文自体がおかしいので「間違いかな?」とは思いますが、何が言いたいのだろうと深読みすると「私の帰る場所は彼」とか「私が安らげるのは彼」みたいな比喩表現に聞こえなくもないのです。
「上司がマイホーム主義で…」と言おうとしたのに、My boss is my home. なんて言ってしまったら、「いつからそんなことになっていたの?」と誤解されてしまうかも。あらぬ噂がたったら大変です。
(タロウはマイホーム主義なので、毎日5時きっかりに退社します)
ちなみにこのa family manですが、前にお話した複合名詞ですね。しっかりとfamilyにアクセントを置いて、a fámily manと言いましょう。a company man (会社人間)という表現もありますので、一緒に覚えておくといいでしょう。こちらもa cómpany manとcompanyにアクセントを置きます。これは「働いている会社に強い忠誠心を持っている人」というニュアンスです。
「家庭ではなくて仕事を優先する人」であれば、a career-oriented personというのがいいかもしれませんね。Are you a family man or a career-oriented person? (みなさんはマイホーム主義ですか、それとも仕事優先主義ですか)
A型は真面目で几帳面で綺麗好き ?
皆さんは、血液型性格診断を信じますか。筆者はA型。A型の特徴でよく挙がるのが、真面目、几帳面、綺麗好き。それならそういうことにしておいても…。まぁ、真面目で几帳面ですし、綺麗好き?ですし…ね。当たってるかも?(笑)
そもそも「人類には4種類の性格しかないのか」と言われれば、その通り、やっぱり血液型性格診断には無理がありますね。でも、なんだか当たっている気がしてしまうのは、誰にでも当てはまるように書かれたバーナム効果なのですよね。
そうとはわかってはいても、なぜだか日本人は血液型の話が好き。アメリカやイギリスから来た筆者の同僚たちなんて、自分の血液型すら知りません。「調べないの?」と聞くと、For what? (何のために?←「必要ない!」と言いたい)と相手にもされません。
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