英語を練習する際は、間違いを恐れずどんどん挑戦したいもの。でも、「言いたいことはなんとか伝わる」けれど、中には思わぬ誤解を招いてしまう表現もあります。
同僚のジョンとビジネスマナーセミナーの準備をしていた時のことです。いつものように日本語と英語をちゃんぽんにして話していました。セミナーでは、英語圏での正しい握手の仕方、人を紹介するときのマナーなどを取り上げようかと話していました。
たとえばどんな注意点があるかとブレインストーミングをしていると、ジョンが「男性は女性に手を出してはいけない」と言うので、思わず笑ってしまいました。すぐに、「男性から女性に握手を求めてはいけない」ということだとわかりましたが、よく聞いていないときっと誤解してしまいますよね。
英語でも同じように、「気持ちは伝わるけどちょっと変!」と思われてしまう表現があります。今回はそんな表現をいくつか取り上げてみましょう。
タロウさんの「記憶にない忘年会」
ある百貨店に勤務するタロウさん。どちらかと言うと寡黙で、研修中も指名されたり、指示されたりしなければ、自分からは発言しないタイプですが、温厚な性格でみんなに好かれている、そんな印象の方です。
さて、その日の研修では、「失敗談」をテーマにひとりずつ英語のスピーチ発表を行ってもらいました。
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