やっぱりヘン!「伝わるけど微妙」な英語3選 なぜネイティブに笑われてしまうのか?

✎ 1〜 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
伝わるが、思わぬ誤解を招いてしまっている表現にご注意!(写真 :南ライラ / PIXTA)
「英語公用語化」を推し進める楽天など、多くの企業研修の場でビジネスパーソンに英語を教えてきた英会話イーオンの人気講師、箱田勝良氏。これまで約1万人に教えた経験から、多くの人に共通する「弱点」が見えてきたといいます。今回は、なんとか意味は通じるけど、意外な見え方になってしまいがちな3つの用法について取り上げます。

 

英語を練習する際は、間違いを恐れずどんどん挑戦したいもの。でも、「言いたいことはなんとか伝わる」けれど、中には思わぬ誤解を招いてしまう表現もあります。

同僚のジョンとビジネスマナーセミナーの準備をしていた時のことです。いつものように日本語と英語をちゃんぽんにして話していました。セミナーでは、英語圏での正しい握手の仕方、人を紹介するときのマナーなどを取り上げようかと話していました。

たとえばどんな注意点があるかとブレインストーミングをしていると、ジョンが「男性は女性に手を出してはいけない」と言うので、思わず笑ってしまいました。すぐに、「男性から女性に握手を求めてはいけない」ということだとわかりましたが、よく聞いていないときっと誤解してしまいますよね。

英語でも同じように、「気持ちは伝わるけどちょっと変!」と思われてしまう表現があります。今回はそんな表現をいくつか取り上げてみましょう。

タロウさんの「記憶にない忘年会」

ある百貨店に勤務するタロウさん。どちらかと言うと寡黙で、研修中も指名されたり、指示されたりしなければ、自分からは発言しないタイプですが、温厚な性格でみんなに好かれている、そんな印象の方です。

さて、その日の研修では、「失敗談」をテーマにひとりずつ英語のスピーチ発表を行ってもらいました。

次ページ事故にあった、というところが大変な意味に・・・
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事