トヨタ豊田章男社長に学ぶトップのコミュ術 部下への接し方「黄金の3原則」とは?

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豊田社長の魅力とは?(撮影:尾形文繁 決算説明会にて撮影)
上手くいくかどうかはわからない……
成功するとは限らない……
だけど挑戦しないといけないんです!
バッターボックスに立たない人は
失敗することはありません。
そうすれば、その人が築いてきた評価は変わらない……
だけど、それは成長することを
放棄していることと同じだと思うんです。
たとえ空振り三振に終わったとしても
その時、打席に立ったその人は
絶対に成長を遂げているはずです。
そして何より
バッターボックスに立つことがなければ
ヒットを打つことは絶対にできないんです。
だからモリゾウは
ゼロ打数ゼロ安打の人にはなりたくない……
失敗を恐れずに
とにかく打席に立とうとする人でありたい……
そう思っています。

車に対する無尽蔵の愛情

「自動車会社に勤めるドライバーモリゾウ」さんのブログは、いつも車に対する無尽蔵の愛情と素直な感情表現にあふれている。

「(ラリーを)見ていた皆様も、きっとワクドキを感じていただけたと思います。ただ、実は、モリゾウは、その時、ワクドキだけでなく、少しドキドキもしていたんです……」「今までモリゾウは「晴れ男」で通ってきたのに、なんか残念……(笑)」。

なんのてらいもなく、少年のようなキラキラ感を発する「モリゾウ」さん。何を隠そう、前回の記事でも取り上げた、トヨタ自動車の総帥、豊田章男社長である。この『あのエラい方が、実はなんと!!』という「水戸黄門」的感覚を思わず抱いてしまう存在感、ギャップ感。これこそが豊田社長の魅力のひとつだ。

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