「苦手な人との雑談」うまく乗り切る秘訣は? 上司、同僚、お客様、誰でも使えます!

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アナウンサー魚住りえの「話し方」教室、第11回目は「苦手な人との雑談」をうまく乗り切る秘訣についてです!
みなさま、こんにちは! アナウンサーの魚住りえです。このたび、『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』を上梓いたしました。
私にとって初めての著書の発売を記念し、みなさんの「話し方」の悩みに回答する「話し方講座」を開講させていただくことになりました! 私が少人数制で実施している「グループレッスン」にも、毎回のようにビジネスパーソンの方からいろんな相談が寄せられます。ぜひ、読者のみなさんも、こちらに悩みや質問をお寄せください。

「苦手意識のある人」との雑談

今回のご相談は、気難しい人やプライドの高い人など、「苦手な人との雑談」についてです。おふたりから質問が届きました。

【相談:ミスターKさん、30代男性、会社員】
営業職ですが、雑談が苦手で困っています。相手が気さくな人ならいいのですが、気難しい人や、プライドの高い人、怒りっぽい人もいて、そういう「自分が苦手な人」との雑談では気まずい沈黙が続いてしまいます。
こういうとき、どうしたら相手を上手に和ませ、会話を盛り上げることができるでしょうか?
【相談:Rさん、20代男性、会社員】
製薬会社でMRという営業の仕事を行っています。
質問は「医師のようなプライドの高い方との雑談」です。
利害関係があってプライドが高い方が相手の場合は、どういった雑談をするのがよいのでしょうか?

 

プロのアナウンサーによる「声と話し方」の教科書。プロがこっそりやっている「全スキル」を、初めて1冊にまとました

誰にとっても「苦手な人」っていますよね。上司や同僚、お客様の中でも、気難しい人やプライドが高くてとっつきにくい人、あるいは、機嫌がすぐに悪くなる人などいると思います。そういう「自分が苦手な人」とは、往々にして会話が弾まないものですよね。

実は私、「気難しい人との会話」にはちょっと自信があるのです。というのも、私の実の父親が、まさに「気難しい人」だったから(笑)。

脳外科医という、とても神経を使う仕事をしていて、その反動もあったと思いますが、家では家族みんなが父に気を使っていました。父の言うことを「はい、はい」と聞くのですが、聞かないと機嫌が悪くなったりするんです。

今は年齢的にかなり丸くなり、私が本を出したこともとても喜んでくれて、たくさん買ってくれていますが(笑)。

でもそんな父のおかげ(?)で、その後、アナウンサーになってからも、「気難しい人へのインタビュー」など、比較的うまくこなすことができました。

今回は、そんな私が実体験から学んだ、魚住式「苦手な人との雑談」の秘訣を、3ステップで解説します!

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